皆様こんにちは(´・ω・`)
久々のブログ更新になります…(汗)
いないとは思いますが
楽しみにしていてくれた方々、申し訳ありませんでしたm(_ _)m

さて、最近TVやネットで「ブラック企業」がバンバン記事になっておりますが
「ブラック企業」という言葉を盾に本来、会社が行って欲しい業務量を
ないがしろにするのを助長するようような風潮になっているのを感じます(;´д`)

私の個人的な考えですが、
非正規雇用の台頭がその原因を作っているような気がします。
私自身、派遣で働いた事がありますが、
派遣は当然時給であり、労働基準法にガチガチにそって労働条件が決められています。
残業代は20%増しで支払われるし、週40時間労働も守られています。
しかし責任や、仕事に対する意識はほとんどの派遣社員は
「私は派遣だから」
というスタンスで、生産性は二の次で労働者の権利ばかりを求めている人が
非常に多く感じられました。
そして、仕事内容や従業員が気に入らないとすぐ辞めてしまう。
派遣だから、すぐ次を探してもらえるという考えからなのでしょうが
これでは人材育成も出来ませんし、企業はいつまでたっても生産性が上がりません。
もちろん、過労死やうつによる自殺を防ぐ為に
自衛手段として仕事を変える事は否定はしません。
こういう背景があるので、その分の負担が正社員に来ていると思います。
しかし、非正規雇用の方の言い分も納得できると思います。
いくら頑張っても、昇給がある訳でも、ボーナスがある訳でもなく
(ボーナスがある所もあるみたいですが)
会社に貢献しようというモチベーションは全く上がらない。
いくら綺麗ごとを並べようとも
労働者はボランティアではなく労働の対価として賃金を受け取る訳なので、
労働内容だけを求められても賃金に見合わなければ頑張れない。
生産性は上がらないのに、人件費だけかかる。
まさに負のサイクルだと思います。

あくまでも、私個人の狭い視点での考えですが
このような状態の中でも、企業は利益を上げていかなければいけないので、
個人個人の仕事内容の高い質を求める結果になるのですが、
突然仕事の質を150%に上げろと言われても無理があると思います。
ですので「残業」という選択が出てくるわけですが、
ここに「ブラック企業」というレッテルが貼られる原因が出てくるのではないでしょうか。

「ブラック企業」の定義として、
企業側の賃金未払いや、タイムカードを押させてからの残業強制等の
悪質なものは流石にOUTですが、
中には悪質な従業員もいて、残業代欲しさにワザとダラダラと仕事をする人もいます。
上記は非正規雇用の方だけじゃなく、正社員にも当てはまります。
これを持って違法残業というのはおかしいと思います。
もちろん、人手が足りなく限界まで努力しても残業するしかないという企業もありますが
ここでも、生産性は上がらないのに人件費だけかかるという状況が起きています。

企業が成長しなければ賃金も増えない、
賃金が増えなければ、モチベーションも上がらず、質の高い仕事が出来ない。
最近は自己啓発的な論調も、根性論とか、精神論だと片付けられて
個人のやる気を伸ばす事を否定する記事もよく見ます。
こういった記事を見ていると、そりゃ仕事が面白くないだろうなと思います。

少し前に読んだ記事では
賃金が多ければ、労働時間が多少長くても気にならないという
アンケート結果が出ているという記事がありました。
バブル期の頃はバリバリ働いて、ガンガン遊ぶというスタイルが当たり前で
(私はバブル期は経験しておりませんがww)
「24時間働けますか」という流行語もあり
長時間労働について異を唱える人は少なかった記憶があるのですが
これらは、働きに見合った賃金が支払われ、
誰しもがそれに満足していたので、世の中がうまく回っていたと思います。
決して長時間労働を肯定するつもりはありませんが、
現状の世の中よりも、遥かに夢や希望があったのではないでしょうか??
それは今の時代でも
前述の賃金が多ければ労働時間が長くても気にならないという
アンケート結果が示しているのではないでしょうか???

それがいつからか
自分の時間を大切にしようという考えが主流になり、
賃金よりもプライベートの時間をしっかり取るというスタイルがマスコミに
もてはやされるようになった時期、
世の中がなんだかおかしくなっていったように感じます。
プライベートを充実させる事は非常に大切だとは思いますが、
相当な資産家、もしくは相当な高給取りでない限り、
やはり収入に応じた楽しみ方しか出来ません。
収入に応じたそれなりのプライベートでは
経済の動きは鈍くなっていってしまうでしょう。
自分の勤務している会社は経済サイクルのどの位置にいるかにもよりますが
全体の経済の動きが悪くなれば、いつかは自分の勤務する会社に
ダメージを与え、さらに賃金が増える見込みがなくなってくる。

賃金は少ない、
生産性は上がらない、
労働時間は長くなる、
プライベートは充実しない…
このような負の連鎖から「ブラック企業」という言葉が注目を浴びるようになった気がします。

本当に「ブラック」な企業は当然あると思いますが、
はたして全てを企業の責任としてもいいものだろうか…
ネット上でまことしやかに囁かれているマスコミ扇動による
「愚民化政策」
ってこういう事なんじゃないの??って思っちゃたりもします。

ちょっと難しい事を書いてしまい、
知恵熱出そうです(笑)

文章にまとまりがなく
何が言いたいのか分からない内容になってしまいましたが、
まぁ、独り言みたいなもんと思って下さいww

次回はもっと楽しい話題を書きますネm(__)m